お金の心理学用語集
LEDGERの記事に登場した行動経済学の用語を、やさしい言葉でまとめました。記事を追加するたびに、この用語集にも新しい項目を追加していきます。
- 支払いの痛み(Pain of Paying)
- お金を支払うときに感じる心理的な抵抗感のこと。現金のように支払いの動作と残高が減る様子が同時に見えるほど強く感じ、クレジットカードのように支払いと残高減少が切り離されているほど感じにくくなる。
- 保有効果(Endowment Effect)
- 自分が持っているものを、持っていないときより高く評価してしまう心理。Kahneman・Knetsch・Thalerが1990年に行ったマグカップ実験では、売り手の希望額が買い手の希望額の約2倍になった。
- 現状維持バイアス(Status Quo Bias)
- 変化よりも今の状態を維持することを選びやすい心理。サブスクの解約のように能動的な手続きが必要な選択より、何もしなくてよい「継続」の方が選ばれやすくなる。
- デフォルト効果(Default Effect)
- あらかじめ設定された選択肢(デフォルト)が、そのまま選ばれやすくなる現象。Madrian & Sheaの401(k)自動加入研究では、デフォルトを「未加入」から「加入」に変えただけで、加入率が2倍以上になった。